トイレから出るころには臭いが充満!うんちが臭い原因
排便後すぐに臭いが立ち込めてくる経験はありますよね。一度もないという方がいたら奇跡です。
なぜ、あんなにも臭い便が出てくるのでしょうか?それは、腸内環境が悪玉菌でいっぱいだからなんです。
ウンチの臭さのもとはというと、腸内のクロストリジウムやウエルシュ菌など悪玉菌と呼ばれる細菌です。 これらの細菌は、腸内に滞留する食物などに作用してアンモニアやインドール、スカトールといった有害物質を発生させます。 これが臭いの原因になるのです。特に肉食やお菓子などを好んで食べている方に多いのです。
1960年における食肉の消費量は約3キロ程度でしたが、2010年には14倍の42キロの消費量に増えてきています。
半世紀の間に日本の食生活が大きく変化し、野菜や魚中心の食生活から肉類中心の食生活に変わってしまいました。
食べたものは小腸で消化と吸収が行われて大腸へ送られます。消化しきれないものを腸内細菌がエサとして食べるのです。悪玉菌はタンパク質や脂肪を多く含むものが大好きです。
善玉菌は食物繊維が豊富な野菜や海草た穀類などで、特に食物繊維は腸にとってとても重要です。食物繊維が不足するとうんちが腸内に長時間留まってしまい、悪玉菌を増やしてしまうことになるのです。
肉類やスナック菓子などばかり食べていると、うんちは臭くて当たり前なんです。さらにねっとりと黒褐色のうんちが出ます。
うんちが臭くならないようにするためには
腸内細菌の悪玉菌が増えると、うんちは臭くなります。善玉菌を増やすとうんちは臭くなくなります。善玉菌を増やすようにすればいいんです。
そのためには、肉類を控えて野菜や魚中心の食生活で、特に発酵食品や食物繊維が豊富な食材を食べるように心がけて下さい。
腸内が綺麗になれば、うんちが臭くならないばかりか、実は女性にはとてもうれしいことが起こります。それは肌が綺麗になることなんです。
腸内でうんちが溜まってしまうと、老廃物が排泄されずに皮膚を通して毛穴から排泄されます。肌は老廃物の処理もしなければならす、肌にとって大切な代謝が追い付かなくなります。
腸内環境が乱れていると肌あれはいつまでも治りません。だから腸内環境を整えることで綺麗な肌が実現できるんです。