肌トラブルは病気のサイン!?
皮膚に湿疹がないのに肌がかゆくて掻いてしまい、かゆみが悪化したり、湿疹のようになったりと肌のトラブルが多い場合、身体の機能低下や病気が背景にあるかもしれません。
肌トラブルだと思っていたら、本当は皮膚の病気なのかもしれません。
本当に怖いのは皮膚の病気は、皮膚だけにおこる病気だけじゃないんです。
内臓などの臓器が原因で皮膚に病気がおこるもの、皮膚病から全身の病気がおこるものがあります。
皮膚は内臓を映す鏡と言われる
「皮膚は内臓を写す鏡」といわれています。
内臓の疾患によって皮膚にかゆみが現れることがあります。
いちばん身近なところでわかりやすいのは、ニキビやじんましんです。
皮膚のカサつき・かゆみ・炎症・ニキビなどの症状は身体の機能低下のサインです。
体に何か変化が起きています。皮膚科に行っても改善しない時は、体の内側の病気もあるかもしれないと思ってください。
かゆみがある場合には内臓疾患や悪性腫瘍なども考えられるほどです。かゆみが続く時は軽視しないで皮膚科で診察してもらいましょう。
ホルモンバランスが崩れやすい生活習慣も肌トラブルを引き起こす<
不規則な生活やストレス、睡眠不足、過度なダイエットなどはホルモンバランスを崩す原因になります。
いつもダイエットと称して、何かしていると体にストレスを与えるだけです。
肌を守る皮脂の分泌には、ホルモンバランスや自律神経の働きが大きく影響します。
ホルモンのバランスが崩れると、肌への栄養補給に支障が出て肌トラブルの原因になります。
また睡眠もとても大事なんです。
人は寝ている間に、様々な再生活動を行っています。
お肌のゴールデンタイムと言われる時間帯がありますが、それよりも、毎日しっかりと睡眠時間を確保して寝ることが非常に重要です。
皮膚が異常なら皮膚科へ行きましょう
皮膚に異常がある時は民間療法では治ることはありません。
内臓疾患の症状が皮膚に現れているかも知れません。まずは皮膚科に行ってみましょう。
出来れば2つくらいの病院で診察してもらうことをお勧めします。
以前、こんな経験をしました。
あまりにも体調が悪いことが数ヶ月続いたため、ある病院で診察してもらった結果、単なる疲労ではないかといわれました。
しかし、こんなに体調が悪い状態を経験したことが無かったので、別の病院で診察しました。
診察の結果、国から指定された難病だと言うことがわかりました。
それから2年間通院し何とか回復しました。
最初に診察した医師を攻めることは出来ません。その医師が発見できなかっただけです。
だからあなたも2つ以上の病院で診察してもらい結果を出すことにして下さい。異なる結果なら再検査をすればいいのです。
ためらわずに、おかしいと感じたらまずは専門医へ行きましょう。