便秘解消 食習慣を見直してお腹スッキリ

便秘解消には食事内容を見直してみませんか?

便秘になってしまった原因は一つではありません。いろいろな状況が重なって体調が変化し排便に障害が起こり苦しい便秘に悩まされています。

まずは、原因の一つでもある食事内容を見直しを提案します。

まずは何も食べない時間帯を作る

いきなりですが、何も食べない時間帯を作ってください。こえは食事と食事の間隔をしっかりと空けて頂きたいのです。

間隔をあけることで排便活動がスムーズに行われます。できれば8時間は空けて下さい。ただ朝食から昼食まで8時間は空けて空けられませんから、夕食から朝食までの間隔は出来るだけ空けて下さい。

夜9時を過ぎてからの食事はなるべく避けましょう。

なぜ、食べない時間をつくるのか

食べたものが口から入り食道を通って胃に向かいます。食べたものは胃の中で消化酵素のペプシンなどを含む胃液と混ざり消化されていきます。だいたい2,3時間かけて消化され小腸へ送り出されます。

小腸は長さが6mから7mあるとされています。小腸は3つに分かれていて胃に一番近い十二指腸は約25cmと、とても短いのですが消化に重要な役割を担っています。

膵臓で作られた膵液、肝臓で作られた胆汁は、十二指腸にあるファーター乳頭と言うところから分泌されています。この消化液が食べ物と混ざり合って、食べたものの中から、タンパク質や炭水化物、脂肪を分解してくれるんです。

消化液の分泌活動は、口から食べ物が入ってきたことがきっかけとなって行われるようにプログラムされています。

食べ物に含まれる栄養の大半は小腸で消化吸収されます。食事の内容物にもよりますが、小腸の通過時間はおおよそ5時間から8時間くらいとされています。

このあと大腸へと送られて水分や一部の栄養素が吸収されて固形物へと変化します。大腸の通過時間は一般的に15時間から20時間と言われています。

個人差もありますが、便秘になると3日以上も固形物が留まりこともあります。消化活動には小腸と大腸が大きな役割を担っています。小腸の蠕動運動はものを食べてから8時間後に活発になると言われています。この蠕動運動で消化されたものが大腸へと送り込まれ固形物へと変化し排便されます。

ところが、小腸の蠕動運動が活発になる前に、次の食事に入ってしまうと、小腸は消化活動を活発にし、肝心の蠕動運動は停滞してしまいます。

蠕動運動を止めない事が便秘改善につながります。1日のうちで1回だけ8時間以上食事の間隔をあけて下さい。

食事の間隔が短いと
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便秘に苦しむ原因を取り除く方法の一つが食習慣です。食習慣を見直すという事は生活習慣全般を見直すことにもなりますが、便秘解消には努力が必要ですから頑張って実践して下さい。きっとお腹がスッキリして毎日爽快に生活できますよ。

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