肌荒れ 対策 乳酸菌サプリ

肌荒れ対策に乳酸菌サプリメントが効果的な理由

乳酸菌サプリメント

肌荒れ対策に乳酸菌サプリが効果的です。肌荒れなのに、どうして乳酸菌サプリに効果があるのか不思議に思うかもしれませんが、その理由は「肌と腸の密接な関係」にあります。

腸内環境が悪化すると悪玉菌が増えて、腸内に有害な物質が発生します。この有害な物質が腸壁を通って体外へ排出されます。その一部が肌から排出され、肌荒れやニキビ吹き出物などの肌トラブルを引き起こします。

普段、肌には常在菌と呼ばれている菌が存在します。その中には善玉菌もいれば悪玉菌もいます。美肌の条件は、腸内環境を整え善玉菌が多く存在し、バランスの取れた状態を保つことが出来れば、腸内で有害な物質が発生しないため肌トラブルはおきないんです。

しかし、この状態を壊してしまうのが腸内の悪玉菌です。腸内にも善玉菌や悪玉菌が生息しています。腸内に悪玉菌が増えて善玉菌が減少すると、体全体に悪影響を及ぼします。

肌荒れ対策はスキンケア以外に腸内細菌バランスを整える必要があります。そのためには乳酸菌類を腸に届けて善玉菌を増やすことなんです。

善玉菌が増えた腸内は必要な栄養分だけを吸収し、不要なものは便として体の外に排出されます。不要なものがたまらないので、腸内で有害な毒素も物質も発生しません。常に腸内はきれいな状態を保つことができるため免疫機能もアップします。

免疫機能のアップは、悪い細菌から体を守るだけではなく、病気の予防になります。このように、腸内をベストな状態に保つ役割を担うのが乳酸菌類なのです。

善玉菌が腸内を良くしてくれる仕組み 肌荒れ予防

腸内環境

人の腸内には、様々な種類の菌がひしめき合って生息しています。菌は大きく3つのグループに分けられます。善玉菌、悪玉菌、日和見菌と呼ばれる菌に分かれます。それぞれは菌の総称ですが、善玉菌と呼ばれている菌の種類は500種類以上とも言われています。

善玉菌と呼ばれる菌は、胃で消化分解された栄養分を腸内で吸収するサポートをしたり、乳酸や酢酸を産生ます。これらを有機酸と呼びます。

有機酸は腸内を酸性にして雑菌や病原菌の増殖を抑える働きをします。腸内が酸性になると、悪玉菌と呼ばれている大腸菌やサルモネラ菌や赤痢菌などの感染を防いでくれます。

腸内を酸性に保つには、乳酸菌やビフィズス菌を摂取して有機酸を産生しなければなりません。さらに、有機酸を増やすためにはオリゴ糖の摂取が有効となってきます。

有機酸の働き カルシウムの吸収

乳酸や酢酸などの有機酸は、女性に不足がちのカルシウムをしっかりと吸収する働きがあります。加齢とともにカルシウムは骨から流出してしまいます。

その分、補給できていれば問題はないのですが、加齢とともに補給が追い付けません。そこで、善玉菌を増やすことで有機酸が増えカルシウムの吸収を補ってくれます。

善玉菌は腸内を丈夫にする働きがある

善玉菌が産生する乳酸や酢酸などの有機酸は、大腸の粘膜のエネルギー源の80%を賄うと言われています。有機酸の多い状態が腸内で保つことが出来れば、悪玉菌の増殖を抑えて腸を元気に保つことができます。

悪玉菌も存在する意味がある。善玉菌のよきライバル

肌荒れ対策には乳酸菌を摂取して、腸内環境を整えることが重要です。それなら悪玉菌を全部退治してしまえばいいのではと思うかもしれません。

しかし、悪玉菌の行動すべてが悪いわけでもないんです。また善玉菌が活躍するためには、一定数の悪玉菌の存在が必要になってきます。ライバルがいなくなると、活躍できないのが善玉菌なんです。

悪玉菌が増えてしまうと肌トラブルを引き起こす仕組み

悪玉菌が増えてくると、腸内環境は一気に悪い方向へ進みます。わかりやすいのが便秘です。便秘は腸内で悪玉菌が増えたサインです。

便秘なると、大腸内で便が留まり毒素や有害な物質が体中に拡散されます。これらの毒素や有害な物質は体から排泄されなくてはなりません。結果として、おならや口臭として排泄されますが、一部は皮膚を通して汗や皮下などと一緒に排泄されます。これがニキビや肌荒れの原因になっています。

善玉菌が減るとビタミンが不足する!?

悪玉菌が増えて善玉菌が減少してしまうとビタミン不足になります。善玉菌はおおよそ11種類のビタミンを腸内で合成する大事な役割がありますが、善玉菌が不足してくると、この大事な役割が果たせなくなります。

ビタミンが欠乏すると肌の健康を保つためのビタミンが足りないという事になり、これも肌荒れの原因につながります。さらに悪玉菌が多くなるとビタミン不足以外に活性酸素の量も増えてきます。活性酸素は肌老化の原因につながる細胞を壊したりもします。

だから善玉菌を増やすことが、何よりも肌にとって大切なことなんです。善玉菌を定期的に摂取して、今腸内で生息している善玉菌が増えるようにすることが重要です。まずはヨーグルトなどを食べることで、腸内の善玉菌を増やしましょう。

ただ、普通にヨーグルトを食べても、乳酸菌などはほとんど胃酸で死滅してしまいます。死滅しても腸内に生息している善玉菌のエサになるので問題はありませんが、できるだけ腸まで生きた状態で乳酸菌を届けることで、善玉菌を効果的に増やすことができます。

生きたまま乳酸菌を腸まで届けるには、市販のヨーグルトであれば、雪印の恵みやダノンや森永ビヒダスなどがあります。また手軽に確実に生きたまま腸まで届けるならサプリメントで摂取する方法もあります。

↑ PAGE TOP