胃もたれ・消化不良と腸内環境
食べ過ぎや脂分の多い食事が続いたり、よく噛まずに飲みこむように食べたり、ほぼ毎日のようにお酒を飲んだりしていると消化不良を起こします。
また胃腸薬などを飲むと副作用として消化不良を起こすこともあります。これ以外にも他の疾患と関連して消化不良を起こします。
消化不良を起こすと、胃腸の働きは低下し、胸やけや吐き気などの症状が続きます。
消化不良が起こると、腸内には消化できずに腐敗した食べ物が残ります。腐敗した食べ物から有害な物質が発生し、腸壁を通して血液に流れます。
有害な物質は体のあちらこちらにダメージを与え、体調が悪くなっていきます。
胸やけや吐き気などが続く様なら、食事量を減らしたり、無理して食べることはありません。むしろ1食くらい抜いたほうがいいでしょう。
ストレスや疲れが消化不良の原因になる
ストレスや疲れがたまると胃や腸の働きが低下します。これにより消化不良をおこしてしまうことがあります。
ストレスがまったくない生活はありえませんが、ストレスを発散せずにいると精神的にも肉体的にも悪影響が出ます。
ストレスを発散できる趣味だったり運動だったり、何か気分転換となることをすることで和らぎます。
運動をすると多少の疲れがありますが、これは睡眠をしっかりととることで回復できます。現在に日本人の平均睡眠時間は5時間程度と言われていますが、これでは疲れを取ることは出来ません。
疲れを翌日に持ち越してしまうため、徐々に体力が落ちていき胃や腸に負担をかけてしまうことになります。
特に腸が元気だと体調面もよくなり、精神面にもいい影響を与えます。腸の調子を上げるには普段から意識していただきたいことがあります。
腸の状態をよくするには善玉菌を増やす
腸内お状態をよくするには、腸内の善玉菌を増やすことなんです。腸の機能が低下してくると悪玉菌が増殖し、排泄すべき便が出にくくなり、腸内は腐敗した有害な物質がふ増えて、腸壁を通して血液中に流れて全身に運ばれていきます。
腸の調子が悪くなると、他の臓器にも影響が出るため免疫力が低下します。風邪をひいてなかなか治らない時などは、実は腸内の調子が絶不調な時でもあります。
腸の調子が悪いときは、腸内には悪玉菌と呼ばれる細菌が増殖しています。悪玉菌自体はもともと腸内に生息していますが、増殖すると悪い影響を与えます。体調がすぐれない時は食欲も落ちますが、消化器官の機能が低下しているため食べ物を受け付けないんです。
悪玉菌は腸内を弱アルカリ性にして腸内の腐敗が進みます。どんどん調子が落ちていつまでも消化不良の状態が続き、常に不快な感じのままです。
消化不良で胸やけや吐き気などの症状があるときは、腸内環境を整えて善玉菌を増やし、腸内を弱酸性にすると免疫力も高まり体調が回復します。